中国民族楽器演奏検定試験日本事務局
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メールでのお問い合わせ第一回中国民族楽器演奏能力検定試験が行われ、第二回中国民族楽器演奏能力検定試験の受験者は去年より40%増加した。第一回と同じく、受験生は日本人と在日中国人。年齢は最年少8歳,最年長67岁歳。 二胡、古筝、琵琶、竹笛、阮、扬琴等22種類の中国民族楽器を受験科目とし、今回は竹笛の受験生が増加した。
第一回と同じく公平で、公正、公開する都いう原則のもと、試験会場での様子を録画することにより、中国国内の審査員に提出され、最終審査が行われる。検定に通過した者は全国社会芸術水平テストセンターにより登記され、証書が発行される。今回の審査員は合計7名おり、顧問1名、監察1名おり、7名の審査員の中、審判長を担当するのは二胡演奏教育家赵碩臣先生で、日本で活躍されている二胡奏者の方々は数多く、趙先生の指導のもとで学んだ方がいる。そのほかに顧問の陳龍章先生は二回にわたって顧問を務められる。陳先生は上海音楽学院で講師として務めた経験があり、たびたび日本へ文化研究や音楽指導の仕事をする。
第一回の経験もあり、第二回の試験当日は全体的に厳重に、かつスムーズに行われた。試験当日は試験会場と待機会場で分けられ、待機会場はさらに休憩所、練習所、待合所とスタンバイ所と分けられたこともあり、動きがスムーズにとられ、快適な環境を受験生に提供された。12時半に審査員は到着し、13時15分に試験が開始された。今回は5点満点評価で審査員により評価が行われた。試験のその場で批評が行われ、受験生は理想の成績をおさめられるよう努めた。
中国民族楽器演奏能力検定試験(東京地区)はチャイナリニア株式会社傘下の東京華楽坊芸術学校による主催である。試験レベルは1级-10级、20種類以上の民族楽器が科目とされ、合格者は全国民族管弦楽学会により証書が発行される。同試験は日本で初めて行われる中国楽器専門の試験であり、日中の各界や広東省民族管弦楽協会の協力のもと、2016年11月に第一回が行われた。一回目の反省を受け、2017年11月3日に滝野川小ホールにて第二回中国民族楽器演奏能力検定試験(東京地区)を行うことができた。 日中関係の歩み寄りによって、日本での留学や居住をする中国人は年々増加している。一方で中国民族楽器の発展は未だに足止めを食らっている。理由は以下のとおりである。
1.現段階で広めている中国民族楽器は、種類が単一ということ。今のところ二胡が主となっていて、その他の民族楽器の認知度はそれほど高くないのが現状です。 2.中国民族楽器を学ぶ生徒は年々増加しているものの、演奏レベルを専門的に測れる正式な場は少なく、中国民族楽器の学習者にとっては、計画的な学習目標が立てにくくなっています。 3.各中国民族楽器教室の講師と生徒に共同交流の場が乏しいということです。
同試験が去年、第一回を行ったことにより、日本で中国民族楽器を広めることのきっかけを作ることができた。常に真面目に、熱心に、そして効率を求めることを忘れず、執り行われてきた。今年の第二回の検定試験でもその努力の成果が十分現れていたので、これからも引き続き中郷民族楽器の発展に努めていきたい。
各受験生の資料及びビデオはすでに中国の専門主管機関に送付し審査段階に入っております。中国の専門主管機関で一連の審査が行われた後、中国民族楽器演奏能力検定試験駐日本事務局へ結果が発送されます。その際には各受験生の試験結果を発表いたしますが、まだ多少お時間がかかりますことご了承下さい。それまで受験生の皆さんはもうしばらくお待ち下さいますようお願いいたします。
この度の中国民族楽器演奏能力検定試験に参加した受験生は、全部で15名で、日本人と在日中国人からなり、そのうち最年少はたった6歳、最年長は54歳でした。
試験科目は二胡、古筝、琵琶、阮、横笛、揚琴等22種類の中国民族楽器が設置され、この度の主な申し込み科目は二胡と古筝でした。
この度の試験の全審査プロセスは公平、公正、公開の原則に則り、試験の全行程を録画したビデオを中国の専門機関に提出して検定を行いました。演奏能力検定試験の成績は合格後、全国社会芸術水平試験センターにて登録され等級証書が発行されます。
このほか、当日の試験業務は厳格かつスピーディーに行われました。当日午後二時には審査員の方々も定刻に到着し、試験の事前ミーティングが行われ、午後三時、正式に試験が始まりました。審査員は、各受験生が演奏を終えるたびに、それぞれ適切なアドバイスをし、また激励しました。アドバイスと激励を受けた受験生の中には、「試験前はとても緊張しましたが、毎日家で試験の曲目を何度も練習し、自分の演奏技術が飛躍的に伸びているのを感じました」と打ち明ける人もおり、またある受験生は、今回の試験のおかげで、長い間手付かずにしていた二胡の曲をまた始めることができたことに心から感謝していました。受験生みんなが、中国民族楽器を続けていきたいという目標と自信を思い思いに表現していました。
今回の試験を主催・運営しているチャイナリニア株式会社の社長・東京華楽坊芸術学校の校長であり、中国民族楽器演奏能力検定試験(東京地区)の執行主席でもある何慧群女史は、今回の試験は中国の民族音楽界の方々、関係機関、特に広東省民族管弦楽学会の大きなご支援の下、一年近く準備を行ってきたことで、無事実施にこぎつけることができた、と紹介しています。
何慧群女史によりますと、日本における中国民族楽器の学習と普及には、以下の幾つかの課題があります。
1.現段階で広めている中国民族楽器は、種類が単一ということ。今のところ二胡が主となっていて、その他の民族楽器の認知度はそれほど高くないのが現状です。
2.中国民族楽器を学ぶ生徒は年々増加しているものの、演奏レベルを専門的に測れる正式な場は少なく、中国民族楽器の学習者にとっては、計画的な学習目標が立てにくくなっています。
3.各中国民族楽器教室の講師と生徒に共同交流の場が乏しいということです。
そこで、当検定試験を日本で実施すれば、上記のこれらの問題が大きく改善されることになります。何女史はまた、今回の試験は、中国民族楽器の総合的な等級試験のスタイルとしては日本初の実施となったという点で、大きな意味を持ち、中国の主管機構の指導の下、審査業務の公平、公正、公開および試験業務の緻密・厳格の原則を堅持していきたい、と語っています。
中国民族楽器演奏能力検定試験(東京地区)事務局の陳竜章局長は、「日本での中国民族楽器演奏能力検定試験実施は、クリエイティブなプロジェクトであり、シリアスかつ情熱的であると言える。その歩みを着実に進めていけば、来年は更に大きな規模の試験となるであろうことは、参加したすべての人が一致して思うところである。」と語っています。
2016年第1回中国民族楽器演奏能力検定試験(東京地区)の事前業務は、現在までに全て完了しております。
受験生の皆様は各自受験票を受領し、当日の試験概要をすでに確認されていることと思います。
この度の試験では、宣伝から申込書配布まで、多くの各団体および個人の方々にご協力いただきました。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。
私共スタッフも最新の注意を払い、申込書回収や受験生の資料登録、ファイル作成、受験票の配布に至るまで、いかなるミスも起こらないよう努めてまいりました。
この度の試験の審査員は全て日本で著名な中国民族楽器の演奏家や教育者です。
11月18日の審査委員会最終業務会議では、当日のスケジュールについて打合せを行い、試験の公平性や公開の原則のため、各採点基準を確認しました。
試験スタッフにおきましても、各受験生が落ち着いて受験し、実力を十分発揮できるよう、当日の業務スケジュールについて細部に渡り確認しました。
皆様のご支持のもと、私共もこれまで努めてくることができました。
最後になりましたが、試験まであと一週間、受験生の皆様は是非ラストスパートをかけて、試験本番に十分備えて下さい。
皆さまが満足できる成績を収められるようお祈りしています。